最強のMACD・シグナル設定とは?オススメ設定値と期間をご紹介!
MACD
MACD(マックディー)の設定期間と具体的なパラメータ、設定値に合わせた取引手法を理解すると、トレードスタイルごとの売買シグナルと強さの判定ができ、自分に合う設定期間を選んで優位性の高い株式投資を行うことに繋がります。
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MACD(マックディー)の設定期間を決めるために理解しておくべき基本知識
MACD(マックディー)の設定期間を決めるためには、「 MACDとは一体どのような分析なのか? 」を理解しておく必要があります。
MACD(マックディー)とは?
MACD(マックディー)とは、これまでの移動平均線を進化させた、トレンド発生時に大きく効果を発揮する、精度の高いテクニカル分析の指標として多くの投資家に使用されています。
MACDは、計算方法が異なる2本の移動平均線(「MACD」と「シグナル」)と2本線の距離を棒グラフで表す「ヒストグラム」で構成されています。
また、 設定期間を変えることで売買シグナルの量や出現箇所も変化する ため、設定について理解できれば、自分のトレードスタイルに合ったテクニカル指標として運用できるでしょう。
MACD(マックディー)の設定期間と意味
株式投資のルールはここで決まる!MACDの設定方法
ここで、具体的な設定期間のパラメータを見る前に、 MACDの設定方法 を見ていきましょう。
MACDは最強のオシレーター系なのか
そのため、 短期取引や長期取引など自分のトレードスタイルに合う、適切な設定値を選ぶことが重要 です。
次は MACDは最強のオシレーター系なのか 多くの投資家が使用している代表的なパラメータ設定 をご紹介します。
MACDの発案者であるジェラルドアペル氏の推奨パラメータ設定(6 19 9/12 26 9/19 39 9)
期間1 (日) | 期間2 (日) | シグナル(日) | |
---|---|---|---|
短期パラメータ | 6 | 19 | 9 |
中期パラメータ | 12 | 26 | 9 |
長期パラメータ | 19 | 39 | 9 |
期間ごとにパラメータが分かれていて、 シグナルはどのパラメータでも共通して9日間 ですが、MACDの計算に使う日数がそれぞれ異なります。
MACD3種類の設定期間の特徴を理解しトレードスタイルに併せ活用しよう
基本的に 短期のパラメータほど売買シグナルが早く出現し、数も多い という特徴があります。
反対に 長期のパラメータほど売買シグナルが遅く出現し、数も少なく MACDは最強のオシレーター系なのか なります。
エントリーとイグジットとは?
クリス・マニング氏が考案したMACDの感度を上げたパラメータ設定(9 17 7)
先ほどご紹介した「ジェラルド・アペル」氏の設定値を参考に、更にMACDの反応を上げるパラメータ設定(9 17 7)を考案したのが「 クリス・マニング(Chris Manning) 」氏です。
1日でトレードを完結させるデイトレードや、数日から数週間の短期間で売買を完結させるスイングトレードでは、数時間しか発生しないトレンドを狙って売買を行うため、 売買シグナルが早く出る設定の方がトレードスタイルに適している と言えるでしょう。
値動きに敏感な短期取引向けとなるMACDの設定期間
また、1日で取引を完結させるため、損益がその日のうちに確定し、 すぐに結果が出せるという利点 があります。
MACDのデフォルト設定値を4倍にすることで売買シグナルを絞るパラメータ(48 104 9)
大きいトレンドがわかるMACDのパラメータ設定
ダマシの少ない 大きなトレンドを掴むことは、リスクを抑えた取引を行うこと に繋がります。
フィボナッチ級数を株取引に採用したことで有名な「ジョー・ディナポリ」氏が提唱するMACDの設定値(8 17 9)
フィボナッチ級数を利用した取引の第一人者である ジョー・ディナポリ(Joe DiNapoli)氏が開発した設定数値はデフォルトの設定期間よりも短く、相場の変化に反応しやすい です。
ジョー・ディナポリ氏の提唱しているパラメータ(8 17 9) は、一般的には短期売買に使われることが多いです。
設定値だけを見るとクリス・マニング氏のパラメータ(9 17 7)MACDは最強のオシレーター系なのか によく似ていますが、ディナポリ氏のパラメータは他のテクニカル分析の指標と組み合わせて使用するため、似て非なるものです。
移動平均線と組み合わせて使うMACDのパラメータとは?
ジョー・ディナポリ氏の移動平均線が一般的な移動平均線と異なる点は、 一定期間の平均を計算した後に未来の相場に表示する 点です。
DMA(Displaced Moving Average)とは?
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設定値で売買シグナルの位置が変わる!MACDの見方・使い方
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
最近の相場を表す MACDが、シグナル(MACDの平均)を抜けることは、最近の相場が平均から外れつつあり、相場状況が変化し始めていることを意味 しています。
「MACD・シグナル」と逆方向に株価が動く状態「ダイバージェンス(divergence)」
しかし、例外として「 MACDは最強のオシレーター系なのか ダイバージェンス 」という、MACDとシグナルが指している方向とは逆方向に株価が動いている状態があり、ダイバージェンスが起こった後には、トレンドが反転する可能性が高いです。
MACDの売買シグナルの強さ
また、上記画像の様に、 複数のシグナルが上昇トレンドを示していると信憑性が高い と判断できます。
押し目買い・戻り売りとは?
異なるパラメータ設定のMACDを複数使う
上記画像は、 ディエゴ・アペル氏が推奨するパラメータ設定 を複数使った時のチャート画像です。
選択肢は多ければ良いというものではありませんが、 相性が良い他のテクニカル指標とも組み合わせると、違った方向から相場を分析できるため、優位性の無い選択肢を削り、良い選択肢を増やすことも可能 です。
「最強のMACD・シグナル設定」まとめ
MACDの設定ごとの特徴を理解すると、 トレードスタイルに必要な売買シグナルとその強さが判断でき、自分に合ったテクニカル指標として運用できる でしょう。
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MACDの特徴と5つの活用法
はちわれ
- MACD線は短期指数移動平均から長期指数移動平均線を引いたもの
- MACD線が正の数の時は、短期指数移動平均線>長期指数移動平均線
- MACD線が負の数の時は、短期指数移動平均線<長期指数移動平均線
SIGNAL線
はちわれ
MACD2線
はちわれ
MACDの各計算式
- MACD[0] MACDは最強のオシレーター系なのか = EMA[0](CLOSE,x) – EMA[0](CLOSE,y)
- SIGNAL[0] = SMA[0](MACD, z)
- MACD2[0] = MACD[0] – SIGNAL[0]
- MACD[0]:当日のMACD
- EMA[0](CLOSE, x):期間x、終値で計算した当日EMA
- x:短期Period
- EMA[0](CLOSE, y)MACDは最強のオシレーター系なのか :期間y、終値で計算した当日EMA
- y:長期Period
- SIGNAL[0]:当日のSIGNAL
- SMA[0](MACD, z):期間zでMACDを単純平均
- MACD2[0]:当日のMACD2
MACDでよく使われる期間
短期Period(x) | 9、12 |
---|---|
長期Period(y) | MACDは最強のオシレーター系なのか MACDは最強のオシレーター系なのか26 |
SIGNAL用Period(z) | 9 |
MACDで分かること
- 2本の移動平均線の距離感
- 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロス
- 本の移動平均線の距離感がどう推移していくか
はちわれ
2本の移動平均線の距離感
はちわれ
- MACDで相場の方向性、勢いを分析できる
- 為替レートに近い動きをしつつ、為替レートよりもダマシが少ないのが特徴
移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロス
- MACDが-方面から0ラインを通過する=移動平均線のゴールデンクロス
- MACDが+方面から0ラインを通過する=移動平均線のデッドクロス
2本の移動平均線の距離感がどう推移していくか
はちわれ
- MACDとSIGNAL線のゴールデンクロス
- MACDが上昇する可能性
- 為替レートも上昇する可能性=買いのサイン
- MACDが下降する可能性
- 為替レートも下降する可能性=売りのサイン
MACDの苦手な相場
- レンジ相場(特に動きが少ない場合)
- 0ラインクロスが分析しにくい
- SIGNAL線とのゴールデンクロス/デッドクロスも分析しにくい
MACDをもっと活用する5つの方法
- MACD線とSIGNAL線のゴールデンクロス/デッドクロス
- MACD線と0ラインのクロス
- MACD線が0ラインで反発
- ダイバージェンス
- リバーサルシグナル
MACD線とSIGNAL線のゴールデンクロス/デッドクロス
- MACD線がSIGNAL線を上回る(ゴールデンクロス)
- 買いのサイン
- 売りのサイン
はちわれ
- 角度の深いクロスをしていること
- 0ラインから、より遠くの位置でゴールデンクロス/デッドクロスをしていること
- ゴールデンクロスは-エリアのより外側でクロス
- デッドクロスは+エリアのより外側でクロス
はちわれ
角度の深いクロス
0ラインからより遠い位置でクロスしていること
はちわれ
MACD線と0ラインのクロス
- MACDが-方面から0ラインを上抜ける
- 買いのサイン(移動平均線のゴールデンクロス)
- 売りのサイン(移動平均線のデッドクロス)
はちわれ
MACD線が0ライン付近で反発
はちわれ
ダイバージェンス
- 上昇トレンド時
- 為替レートは高値を更新しているのに、MACDは高値を更新するに至っていない
- 為替レートは安値を更新しているのに、MACDは安値を更新するに至っていない
はちわれ
リー・エインズリー(前編)―デリバティブを奏でる男たち【29】―
出所:日足、いずれもNY市場の価格、単位はドル◆マーベリックとは
加えて、美術品店から6つのアート&クラフト店を買収し、全国的な芸術品と工芸品の小売業者に成長させて売却。これらで巨万の富を築いたようです。ところが、脱税で内国歳入庁(IRS、Internal Revenue Service)から、証券詐欺で証券取引委員会(SEC、Securities and Exchange Commission)から起訴され、賠償金を一部支払った後の2014年に破産してしまいました。今ではテキサス州北部のダラスにある老人ホームで静かな余生を送っているとのこと。ちなみに、彼の娘クリスティアナは、電気自動車大手テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスクの弟キンバルと結婚しました。
出所:日足、単位はドル◆エインズリーのマーベリック
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MACDゼロラインクロスでのアラート機能付きインジケーターの使い方
さっそくチャートに表示させてみました↓
averages macd-mtf alerts divergence nmcのパラメータ設定
このゼロラインのクロスは、「alertsOnZeroCross」を「true」に変更するとアラートで知らせてくれます↓
シグナルラインとMACDのクロスは下記項目の「alertsOnMacdSignalCross」を「true」に変更するとアラートで知らせてくれます↓
その他にもオリジナル設定したMACDレベルとのクロスでもアラートを鳴らせることも可能です↓
averages macd-mtf alerts divergence nmcとの組合せ
averages macd-mtf alerts divergence nmcは単独で使用するよりはオシレーターとの組合せがオススメです。
オシレーターのなかでもスローストキャスと組み合わせてみます。 MACDは最強のオシレーター系なのか
そして スローストキャスのパラーメーターは最強設定を採用 します。ストキャスティクスですが利用者も多くよく使われるインジケーターです。 使い方としては、ストキャスティクスの逆張りが一般的です。 買われすぎだから下がることを期待して売る。 売られすぎだから上がることを期待して買う.
MACDのゼロラインクロスとスローストキャスを補助として使ってみると結構いい感じでトレードできていることが分かります↓
別の場面でもいい感じに獲れています↓
「averages macd-mtf alerts divergence nmc」は、その他にも複数のアラート機能がありますが、ゼロラインクロスでのアラート機能だけで十分トレードに活かしていけます。
◆高勝率15分足専用サイン「F15-easy」◆
◆15分足専用サイン「F15-friends」◆
こちらも 億トレ監修・大手プロップディーラーの手法をロジック化し 、シンプルながらも高勝率で1日200pipsを獲得した日も珍しくありません。
◆30分足専用サイン「F30-hybrid」◆
アラート機能も付いているので、チャートに張り付かなくてもトレード可能です。
トレード回数は少ないですが、少し長めの時間足で30~50pipsを狙う手法です。
大きなトレンドが発生すれば100pips以上獲れることがあります。MACDの見方と使い方は?FX億トレーダーが初心者向けに解説!
鈴木拓也
MACDの設定値
MACDの設定値ですが、 初心者の方におすすめの設定値 は以下の数値となります。
- MACDライン:期間12と期間26
- シグナル線:期間9
MACDの4つの使い方(手法)
MACDの主な売買シグナルには、以下の4つがあります。
- MACDのゼロラインとのクロス(ゴールデンクロス・デッドクロス)
- MACD自体の傾きの変化
- MACDとシグナル線とのクロス MACDは最強のオシレーター系なのか
- ダイバージェンス
手法①:MACDとゼロラインとのクロス
つまり、MACD=12EMA-26EMA=0になる時は、12EMAと26EMAが交差している時であり、それは移動平均線のトレード手法の一つである「 ゴールデンクロス・デッドクロス 」と同じシグナルであることを示しています。
下図のチャートのように、MACDが下から上へゼロラインと交差すれば、それはゴールデンクロスと同じであり、 買いシグナル となります。
一方、MACDが上から下へゼロラインと交差すれば、デッドクロスと同じであり、 売りのシグナル となるのです。
- MACDが下から上へゼロラインを上抜けすれば買いシグナル
- MACDが上から下へゼロラインを下抜けすれば売りシグナル
鈴木拓也
手法②:MACD自体の傾きの変化
二つ目の使い方は、MACD自体の傾きの変化を見る事です。
下図のチャートのように、MACDがプラスの領域にあり、かつ右肩上がりに上昇している領域(赤塗)では、短期EMAが長期EMAからどんどん離れている状態であり、上昇トレンドの勢いが強いことを示します。
つまり、 押し目があれば、積極的に買いでエントリーしたい局面 です。
一方、青塗の領域では、MACDが右肩下がりとなり、これは短期EMAと長期EMAの幅がどんどん狭くなっている状態であり、上昇トレンドの勢いが落ちて、レンジ相場に入りつつあることを示しています。
なので、この時であれば、 トレンド転換のリスクを考える必要 があり、買いエントリーは慎重になった方がいいと言えます。
- MACDが上向きならば、上昇トレンドの勢いが強く、買いエントリー検討
- MACDが下向きならば、トレンド転換のリスクを警戒
- MACDが下向きならば、下降トレンドの勢いが強く、売りエントリーを検討
- MACDが上向きならば、トレンド転換のリスクを警戒
鈴木拓也
手法③:MACDとシグナル線のクロス
3つ目の使い方は、MACDとシグナル線のクロスです。
- MACDがシグナル線を下から上へ抜ける時、買いシグナル
- MACDがシグナル線を上から下へ抜ける時、売りシグナル
具体的には、下図チャートの場合、赤い印の箇所では、MACDがシグナル線を下から上へ抜けていますので、 買いシグナル の部分になります。
一方、青い印の箇所では、MACDがシグナル線を上から下へ抜けていますので 売りシグナル の部分です。
手法④:ダイバージェンス
4つ目の手法は、為替レートとMACDの逆行現象である「ダイバージェンス」と呼ばれる手法です。
下図のように、為替レートは上昇しているが、MACDが下落している時、上昇トレンドの勢いが弱まっていることを示しており、 下降トレンドへの転換シグナル となります。
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