ボリンジャーバンドとは FXで使えるボリンジャーバンドの設定方法
何百ものテクニカルインジケーターの中で、ダブルボリンジャーバンドは特におすすめといえます。豊富で実用的な情報を提供してくれます。通貨ペアがトレンド、レンジどちらにあるか、トレンドの方向性がどちらにあるか、そしてトレンドがいつ終了したかを教えてくれます。さらに、標準的なボリンジャーバンドの設定を行えば、トレーダーは、エントリーポイントとストップロスを置くための適切なポイントを設定することができます。
ボリンジャーバンドとは何か、ダブルボリンジャーバンドはなぜ有効なのか
ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドの設定
ボリンジャーバンドの式
- ミドルバンド=20日単純移動平均線(SMA)
- バンド上限=20日SMA+(価格の20日標準偏差σの2倍)
- バンド下限=20日SMA-(価格の20日標準偏差σの2倍)
ボリンジャーバンドの使い方
ボリンジャーバンドの修正
- 強いトレンドに乗り続けるか、もしくは、新たなポジションを持つべきか。
- そろそろ利益を確定するか、逆張りトレードの準備をすべきか。
ダブルボリンジャーバンドの基本
- DBB買いゾーン:価格がこの上段ゾーン(上段の2本のライン、A1とB1の間)にある場合、上昇トレンドが強く、継続する可能性が高いことを意味します。ローソク足がこの一番上のゾーンで推移し続ける限り、ロングポジションを持つか、ショートポジションを手仕舞うか、回避する方が得策です。
- DBB売りゾーン:価格が下段ゾーン(下段の2本のライン、A2とB2の間)にある場合、下降トレンドが強く、継続する可能性が高いことを意味します。これは、ローソク足がこのゾーンで推移する限り、ショートでエントリーするか保持し、ロングポジションを決済するか回避する方が得策です。
- DBBニュートラルゾーン:価格が1σのバンド(B1とB2)で囲まれたエリア内にある場合、強いトレンドはありません。ボリンジャーバンドの基準となる20日単純移動平均線(C)は、このゾーンの中心にあります。通常、このゾーンで1~3本のローソク足が確定した場合は、トレンドが弱くなっているため、取引を終了するシグナルとなります。
- 通貨ペアが買いゾーンまたは売りゾーン(上の1σの線より上または下の1σの線より下)にある場合、取引を継続に十分な強さのトレンドがあります。
- 通貨ペアがニュートラルゾーン(1のσ線の間)内にある場合、それはレンジ内にあります。トレードするために必要な勢いがありません。上下チャネルのレンジで取引することは可能かもしれませんが、急激な値動きにより思わぬ損失を被る可能性もあるため、リスクが高いといえます。
FXでダブルボリンジャーバンドを使う際の4つのルール
-
海外FXのボリンジャーバンドとは
- ルール1: 価格がダブルボリンジャーバンドの範囲内かそれ以下になったらショートをする。価格がボリンジャーバンドの下2つの売りゾーン(ボリンジャーバンドの下2つの線に囲まれている) の範囲内かそれ以下にある限り、下降モメンタムが非常に強く、下降トレンドを続く可能性が高いといえます。これは、新しいショートポジションをエントリーするタイミングです。
- ルール2: 価格がダブルボリンジャーバンドの買いゾーン(ボリンジャーバンドの上2つの線に囲まれている)の範囲内または上にある場合は、ロングをします。価格が2つのボリンジャーバンドの上段にある限り、上昇モメンタムは非常に強く、トレンドが上向きに推移する可能性が高くなります。ロングポジションを新規にエントリーするタイミングです。
- ルール3:価格が買いゾーンと売りゾーンの間にあるときは、レンジトレードをします。価格が上下1σのボリンジャーバンドの中間ゾーンにある場合、トレンドは強くないため、トレンドが継続することを示唆する十分なファンダメンタルズの要素や他のテクニカル指標からのシグナルがない限り、取引はしないでください。もしくは、レンジトレードモードに思考をシフトし、チャネルラインにある場合は、エントリーとエグジットポイントとして機能するので安値と高値を探しましょう。
- ルール4 :価格が買いまたは売りゾーンに戻るまで待つか、または部分的なポジションを取ることによってリスクを最小限に抑えることができます。このルールは、強いトレンドを追いかけているときにトップで買ってしまったり、ボトムで売ってしまったりするリスクを軽減しようとするものです。このルールを実行するのは簡単ではありません。他のテクニカルやファンダメンタルズの要因をどれだけ正確に理解して、正しいトレードをできるかどうかにかかっています。
ルール4の重要ポイント:他のテクニカルインジケーターやファンダメンタルズデータとの大きな矛盾があってはなりません。もし矛盾がある場合は、その場を離れ、状況が明らかになるまで取引をしないことが大切です。
ボリンジャーバンドとは?使用方法とおすすめトレード手法
実際のチャートで見てみると、
この記事ではその設定でのトレード手法を書いていきますが、通貨や時間足に合わせて自分好みにカスタマイズすると、おもしろい設定ができることもあるので、いろいろ検証してみてくださいね。
ボリンジャーバンドの状態
パラレルは図のように、上下のバンドが同じ方向を向いている状態です。(図では下向き)
このような時は安定的に トレンドがついている場合が多いので、押し目を待ってエントリーするトレーダーが多い です。
スクイーズは図のように、上下のバンドの幅が狭くなってきてほぼ平行な状態です。
ボリンジャーバンドを使ったトレード手法
・ボリンジャーバンドの±2σがスクイーズ時の逆張りトレード手法
さらに、 上位足の移動平均線(ミドルバンド)と方向が合っている時にエントリー します。(図15分足なので、1時間足のミドルバンドであるSMA80を赤線で表示させています。)
・ボリンジャーバンドの±1σと±2σの間を価格が動いている時の順張りトレード手法
実際のエントリーですが、一 時間足でボリンジャーバンドの+1σ(水色線)と+2σ(黄色線)の間にいるので、目線は買い です。
こんばんは!FXフレンズの真田です。 今日はFXの取引手法の一つでもあるブレイクアウトについて説明します。 このブレイクアウトは真田自身も実際にトレードを行う際のエントリー基準として活用している手法の一つとなります。 .
ダウ理論はFXのみならず相場でチャート分析をする基本です。 FXでは数多くの相場理論がありますが、そのなかでもダウ理論はマトモな理論です。 そこで、今回はFXをやるにあたり、最も重要な「ダウ理論」について説明していきま.
このトレード手法では、 環境認識としてボリンジャーバンドの1σと2σの間を価格が動いているというのを使っている ことになります。
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こちらも 億トレ監修・大手プロップディーラーの手法をロジック化し 、シンプルながらも高勝率で1日200pipsを獲得した日も珍しくありません。
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アラート機能も付いているので、チャートに張り付かなくてもトレード可能です。
トレード回数は少ないですが、少し長めの時間足で30~50pipsを狙う手法です。
大きなトレンドが発生すれば100pips以上獲れることがあります。
ボリンジャーバンドとは?見方とFX手法2つをプロが解説
鈴木拓也
ボリンジャーバンドとは
ボラティリティ(価格変動率)を示す標準偏差が利用されており、相場の方向性を示すだけでなく、ボラティリティの変化に応じてバンドが縮まったり広がったりして次の値動きを予想できる非常に優れたテクニカル分析ツールです。
鈴木拓也
ボリンジャーバンドは標準偏差のバンドで構成される
ボリンジャーバンドは一般的に現在レートの上に3つ、下に3つのバンドと、期間20の指数平滑移動平均線から構成されます。
±1σ、±2σ、±3σの標準偏差の意味は、以下の確率でレートがそれぞれのバンド内に収まるという意味です。
- 1σ=68.26%
- 2σ=95.44%
- 3σ=99.74%
しかし、ボリンジャーバンドで 逆張りは危険で誤った使い方 です。
それが、後ほど説明する「エクスパンション」と「スクイーズ」です。
ボリンジャーバンドの設定値
ボリンジャーバンドによる逆張りは危険
ここで、 単純にレートがバンドの上限に達したから売り、下限に達したから買い、と逆張りのトレードをすることは危険 です。
- ボリンジャーバンドとは、価格変動率の変化をバンドで示したもの
- 最もよく使われるバンドは±2σ
- ボリンジャーバンドを使った逆張りは危険
ボリンジャーバンドによるFXトレード手法2つ
ここからは、ボリンジャーバンドを使ったFXのトレード手法を説明していきます。
今までボリンジャーバンドを使っていなかった方も、この使い方を覚えておくだけで、トレードの勝率が劇的に向上しますよ!
- エクスパンションとスクイーズ
- ±1σを使ったトレード手法
手法1:エクスパンションとスクイーズ
ボリンジャーバンドを使ったトレード手法の中で、 最も有名で勝率が高いのが「スクイーズからエクスパンションが発生」する際のトレード です。
「スクイーズ」とは、下図のように上下のバンドの幅が狭くなっている状態のことです。相場はトレンドが出ていないレンジ相場であり、ボラティリティ(価格変動率)が小さい状態であることを示しています。
そして、上下のバンドの幅が急拡大している状態が「エクスパンション」です。
先ほど説明したように、スクイーズは次の爆発(レートが急に動き出す)前に相場がエネルギーを溜め込んでいる状態であり、ボリンジャーバンドでスクイーズが確認されたら、エクスパンションが起こる時を狙っていきます。
下図のチャートでは、最初、長いスクイーズの後、何かの拍子に拮抗が破れ、レートが急落しています。この時、ボンジャーバンドは上下にバンドが拡大していますので、このままレートが走る可能性が高く、ローソク足がバンドの外でクローズしたのを確認して、(1)で売りエントリーします。
そして、利益確定のタイミングは、バンドの反対側に着目し、反対側のバンドが反転したのを確認して利益確定をします。
なぜなら、 海外FXのボリンジャーバンドとは バンドが急拡大することは、ボラティリティが上昇しているので一気にレートがその方向に加速する可能性を示唆 していますが、バンドが縮むということはボラティリティが低下し、一旦そのトレンドの勢いが弱まる可能性を示しているからです。
- スクイーズから、エクスパンションが発生するタイミングを狙う
- エクスパンションでローソク足がバンドの外側でクローズ後にエントリー
- 反対のバンドが縮まったのを確認して利益確定
手法2:±1σを使ったトレード手法
それは、±1σを超えたタイミングで順張りのエントリーをし、±2σで決済をするという手法です。
例えば、下図のチャートであれば、(1)のポイントで+1σのボリンジャーバンドを下から上へ突き抜けた時点で買いでエントリーをし、+2σか+3σへ到達した時点で売りの決済をします。
(2)売りでエントリー
(3)買いでエントリー
(4)売りでエントリー
(5)買いでエントリー
鈴木拓也
ボリンジャーバンドの縮小と拡大のタイミングでアラートが鳴るインジケーター(計6ヵ所でアラートが鳴ります)
1 minute 海外FXのボリンジャーバンドとは :1分足
5 minutes :5分足
15 minutes :15分足
30 minutes 海外FXのボリンジャーバンドとは :30分足
1 hour :1時間足
4 hours :4時間足Daily :日足
Weekly Monthly :週足
Monthly : 月足
First higher time frame :ひとつ上の時間足を表示
Second higher time frame :二つ上の時間足を表示
Third higher time frame :三つ上の時間足を表示
【参考チャート】ユーロ円15分足に1時間足のMTFを入れたチャート
チャートの解説
サブチャートの真ん中付近に表示されているドットはボリンジャーバンドのスクイーズとエクスパンションを表しています。
BB Squeeze Momentum Divergencesのアラートが鳴るタイミング
①week buy :弱い買い
②strong buy:強い買い
③week sell :弱い売り
④strong sell:強い売り
⑤Squeeze:ボリバンの縮小
⑥expansion:ボリバンの拡大
⑥番のexpansion(ボリバンの拡大)のときのポップアップがexpansionではなく「breaking out」と表示されるのでちょっと注意してください。
ダイバージェンスをチャートに表示したい場合は「Divergence visible?」という項目をtrueにしてください。下の画像の一番の上のところです。
ボリンジャーバンドとは?使用方法とおすすめトレード手法
実際のチャートで見てみると、
この記事ではその設定でのトレード手法を書いていきますが、通貨や時間足に合わせて自分好みにカスタマイズすると、おもしろい設定ができることもあるので、いろいろ検証してみてくださいね。
ボリンジャーバンドの状態
パラレルは図のように、上下のバンドが同じ方向を向いている状態です。(図では下向き)
このような時は安定的に トレンドがついている場合が多いので、押し目を待ってエントリーするトレーダーが多い です。
スクイーズは図のように、上下のバンドの幅が狭くなってきてほぼ平行な状態です。
ボリンジャーバンドを使ったトレード手法
・ボリンジャーバンドの±2σがスクイーズ時の逆張りトレード手法
さらに、 上位足の移動平均線(ミドルバンド)と方向が合っている時にエントリー します。(図15分足なので、1時間足のミドルバンドであるSMA80を赤線で表示させています。)
・ボリンジャーバンドの±1σと±2σの間を価格が動いている時の順張りトレード手法
実際のエントリーですが、一 時間足でボリンジャーバンドの+1σ(水色線)と+2σ(黄色線)の間にいるので、目線は買い 海外FXのボリンジャーバンドとは です。
こんばんは!FXフレンズの真田です。 今日はFXの取引手法の一つでもあるブレイクアウトについて説明します。 このブレイクアウトは真田自身も実際にトレードを行う際のエントリー基準として活用している手法の一つとなります。 .
ダウ理論はFXのみならず相場でチャート分析をする基本です。 FXでは数多くの相場理論がありますが、そのなかでもダウ理論はマトモな理論です。 そこで、今回はFXをやるにあたり、最も重要な「ダウ理論」について説明していきま.
このトレード手法では、 環境認識としてボリンジャーバンドの1σと2σの間を価格が動いているというのを使っている ことになります。
◆高勝率15分足専用サイン「F15-easy」◆
◆15分足専用サイン「F15-friends」◆
こちらも 億トレ監修・大手プロップディーラーの手法をロジック化し 、シンプルながらも高勝率で1日200pipsを獲得した日も珍しくありません。
◆30分足専用サイン「F30-hybrid」◆
アラート機能も付いているので、チャートに張り付かなくてもトレード可能です。
トレード回数は少ないですが、少し長めの時間足で30~50pipsを狙う手法です。
大きなトレンドが発生すれば100pips以上獲れることがあります。
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