取引システム

テクニカル分析の定義

テクニカル分析の定義

UHPLC/HPLC テクニカルレポート

バイオ医薬品の主成分であるたんぱく質やペプチドは構造中に多くの解離基を持つため , 高速液体クロマトグラフィーによる分析では溶離液のpHが分離に影響を与えることがあります。そのため , 調製時の溶離液のpHだけでなく , 分析時の溶離液のpHのモニタリングが望ましいです。本報では , サイズ排除クロマトグラフィーを用いたモノクローナル抗体の凝集体分析での溶離液pH条件の検討と , イオン交換クロマトグラフィーを用いた電荷変異体分析でのpHグラジエント分析条件の検討においてpHモニターを活用した例をご紹介します

逆相イオンペアクロマトグラフィー(RP-IP)によるオリゴヌクレオチド分析における分析条件の最適化 ( C190-0555 )
「イオン交換クロマトグラフィーを用いたオリゴヌクレオチド分析における移動相pH変化が分離に与える影響と対応策」では , 核酸医薬品の合成時における , 目的のオリゴヌクレオチドの適切な分離を目的として , イオン交換クロマトグラフィーによる分析例をご紹介しました。本稿では , HPLC分析において一般的に用いられるモードのひとつである逆相イオンペアクロマトグラフィー(RP-IP)による分析例をご紹介します。RP-IPでは , 移動相に使用する有機溶媒 , イオンペア試薬の種類や濃度により分離パターンが変化します。鎖長の異なるオリゴヌクレオチドを分離することを目的として , 分離条件の最適化を行いました。

サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によるモノクローナル抗体(mAb)の分析における分析条件の最適化 ( C190-0546 )
モノクローナル抗体を利用した抗体医薬品では,製造や保管中に形成される凝集体による安全性や効能への影響が懸念されています。このため,製造工程における凝集体のモニタリングが行われており,サイズ排除クロマトグラフィーは最も広く用いられている手法の一つです。しかし,サイズ排除クロマトグラフィーの分析は比較的低流量で行われるため,分析に長い時間を要します。また,モノクローナル抗体とカラム充填剤との相互作用を考慮した分析が求められます。本テクニカルレポートは,微粒子充填剤カラムを使用して,モノクローナル抗体の凝集体分析における分析条件を最適化する例をご紹介します。優れた分離度と感度を得ながら短時間の分析を実現するために,移動相中の塩濃度や流量,移動相 pH がピークの分離や形状にどのように影響するかを示しています。

ケモメトリクスのMCR-ALS(Multivariate Curve Resolution Alternating Least Squares)法をフォトダイオードアレイ(PDA)検出器データに適用し,未分離のピークから目的ピークを抽出するデータ解析手法i-PDeA II(Intelligent Peak Deconvolution Analysis II)を開発しました。
i-PDeA IIは,波長範囲と時間範囲を指定するだけで,複数成分の吸収スペクトルとクロマトグラムを分離することができます。i-PDeA II機能により,分離が困難でかつ標品が準備できない試料でも,単一成分に分離した後のピークのスペクトル同定や定量を行うことができます。また,i-PDeA IIは,スペクトル形状の違いのみでピークを分離するため,異性体の共溶出ピークの分離・定量にも適用することができます。本稿では,i-PDeA IIによるピーク分離の原理と,3成分系の異性体試料への適用例,ならびにスペクトル同定と定量の性能評価についてご説明します。

分析の高速化に伴い,1サンプルあたりの分析時間が短くなり生産性が高まっています。一方で,増加したデータの波形処理に長時間を要し,データ解析時間が膨大になることが懸念されています。データ解析において,対象成分と夾雑成分が重なる場合,従来法の自動波形処理では適切に処理されないことがあります。手動波形処理の場合,1)手間がかかる,2)分析者により結果に差が生じてデータ間の整合性に影響するという課題があります。その解決策として,テクニカルレポート「LabSolutions™の新波形処理アルゴリズム(C191-0079)」にてご紹介しているi-PeakFinder™は,ソフトウェアが熟練技術者と同じように操作を行い,ユーザーの知識・経験に関係なく,信頼性の高い結果を手間をかけずに取得することができるAnalytical Intelligence 機能です。本アルゴリズムを有機酸分析に適用し,分析の高速化により増加したデータを,簡素な設定で一括して精度高く解析した事例をご紹介します。

医薬品メーカーにおけるCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)では,医薬品の品質を立証するために,原薬プロセス研究,製剤開発研究,およびこれらの品質評価研究を担っています。HPLCは各研究において幅広く利用されており,原薬プロセス研究では反応の追跡や不純物の確認に,製剤開発研究では含量均一性や溶出試験に,品質評価研究では試験法の開発における分析法バリデーションなどに利用されています。
これらの研究では,目的に応じて分析結果から表計算を行い,レポートとしてまとめる必要がありますが,未だ得られた結果をExcel などへ転記してレポートを作成されているケースを多く目にします。本稿では,LabSolutionsのマルチデータレポート機能を活用した以下の医薬品開発研究における3種の事例をご紹介します。
(1)原薬プロセス研究 ‒ キラル化合物のスカウティング結果出力
(2)製剤開発研究 ‒ 溶出試験におけるトレンドプロット出力
(3)品質評価研究 ‒ 分析法バリデーション結果出力

分析データに関する最近のトピックスとして,データの改ざんや差し替えなどによるデータインテグリティ(Data Integrity: データの完全性)の欠落があります。分析機器に対する規制当局の関心は,LCやGCのようなクロマトグラフ装置だけではなく,UVやIRなどの光分析機器(スペクトロ機器)にも向けられていることから,分析ラボにおいては光分析機器を含めたデータの完全性をいかに確保するのかが喫緊の課題となっています。本稿では,こうしたスペクトロ機器のデータインテグリティ対応に向けた革新的な手法をご紹介します。

分析データに関する最近のトピックスとして,データの改ざんや差し替えなどによるデータインテグリティ(Data Integrity:データの完全性)の欠落があります。その原因は,意図的であれ偶発的であれ,多くの場合は誤まった操作によって引き起こされているこ とから,分析ラボにおいては,データの完全性をいかに確保するのかが喫緊の課題となっています。
LabSolutions DB/CS ver. 6.50 は,従来から実装されている高度なセキュリティ機能に加え,新搭載のレポートセット機能により,ソフトウェア操作の「見える化」を実現。分析ラボで求められる分析データの信頼性を確保するとともに,各種結果の確認業務に要する時間を1/2~1/3に短縮することができます。
関連ワード: データインテグリティ(Data Integrity,データの完全性 ), レポートセット

パラメータ設定による自動積分では思い通りに波形処理できないクロマトグラムに対しては,手動波形処理機能が不可欠です。
手動波形処理はデータごとに行う必要があるため,ユーザーインターフェイスの使い勝手の良否は,信頼性の確保や生産性に大きく 影響します。
本稿では,手動波形処理を「簡単に・ミスなく・素早く」行うLabSolutions の手動波形処理機能をご紹介します。
関連ワード: データ処理,手動波形処理 , ユーザビリティ

2. 応用システム

ヒト患者体内の微小がん部位を短時間で検出するために,がん部位選択的なバイオマーカー酵素と反応することで初めて蛍光を発する分子である蛍光プローブの研究・開発が行われています。蛍光プローブの母核として汎用されているローダミンやフルオレセインは,典型的な方法で置換基が導入された分子を合成すると,ベンゼン環部位の置換位置が異なる異性体が生成されます。蛍光プローブの母核として使用するためには,これらの異性体を分離することが重要です。超臨界流体クロマトグラフ Nexera UCを用いて,蛍光物質のカルボキシテトラメチルローダミンの異性体分離の最適化を行いました。異性体の分離に影響を及ぼす要因についてご紹介します。

製薬,食品および環境などさまざまな分野では,キラル化合物や構造異性体の分離など多様な分離手法が求められています。超臨界流体二酸化炭素と有機溶媒を用いたSFC は UHPLCと異なる分離選択性を示すことから,新たな分離手法として近年期待されています。
UHPLCとSFCを統合させた Nexera UC/s UHPLC/SFC 切換システムは,1システムで UHPLC 分析とSFC 分析を両立することができます。 SFCはUHPLCと分離特性が異なるため,異性体間の分離の改善を期待できます。メソッド開発時にUHPLCとSFCの2種類の分離手法を用いてスクリーニングすることで,短時間でより良い分析条件を構築することが可能になります。
関連ワード: 超臨界流体クロマトグラフィー , UHPLC/SFC 切換

近年,カラムテクノロジーの進歩により,液体と比較して低粘性・高拡散性などの特性を持つ超臨界流体を移動相として用いる超臨界流体クロマトグラフィーが改めて注目されています。ここでは超臨界流体クロマトグラフィーの基本原理からNexera UC システムを用いた高速高分離分析例や光学異性体の分離分析についてご紹介いたします。
関連ワード: 超臨界流体クロマトグラフィー

HPLC,SFCやGC などの分離分析において,固体などの試料から目的成分を効率的に抽出する前処理操作が求められています。一般的に固体試料の抽出は溶解法や固液抽出法などが用いられます。溶解法は試料が何らかの溶媒に溶ける場合にしか適応できず,分析条件などによっても最適化が難しいことが知られています。ソックスレー法に代表される固-液抽出法は,抽出に時間を要し,抽出器などの洗浄・準備など抽出操作以外でも手間がかかるため多検体処理に適していません。一方,超臨界流体による抽出法は,超臨界流体の高い溶解性や浸透性などの特長により,固体から目的成分を高い効率で抽出することが可能で,かつ抽出操作を自動化することができます。ここでは“Nexera UC SFE 前処理システム”を用いた分析前処理の効率化についてご紹介します。
関連ワード: 超臨界流体抽出

Shim-pack Fast-OAとpH緩衝化電気伝導度検出法による有機酸分析の高速化 (C190-0489)
有機酸は食品中だけでなく , 医薬品のカウンターイオンや , 化成品の原料としても様々な分野で分析されています。ポストカラムpH 緩衝化電気伝導度検出法は有機酸を選択的かつ高感度に分析でき , 夾雑成分を多く含む試料の分析に活用されています。一方で , 発酵状態のモニタリングや腸内細菌叢の研究においては , 分析時間の短縮が課題 となっていました。また,バイオマス原料による新エネルギー製造などの研究でも,微生物の活動を柔軟に制御するために代謝産物である有機酸を迅速に定量する必要があります。本レポートでは,高速有機酸分析カラムShim-pack Fast-OAとポストカラムpH 緩衝化電気伝導度検出法とを組み合わせた,選択性の高い有機酸の高速分析の技術について解説します。
関連ワード: 有機酸分析 , Shim-pack Fast-OA

糖類の分析においては,多くの場合には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられていますが,糖類は紫外吸光度検出においては選択性の高い波長 で検出できない,逆相クロマトグラフィーで保持しないという2 つの理由により他の有機化合物の分析とは異なり,分析するためには工夫が必要となります。また糖類はその形態や種類が膨大なものであるため,その対象成分 や分析目的に応じた分離法および検出法を適切に選択する必要があります。
ここでは,HPLC を用いた糖類の分離および検出の原理とそれらを用いた分析例をご紹介します。
関連ワード: 還元糖分析
⇒ 関連情報: HPLC分析基礎「糖類の分離法」

本稿では,分析法開発支援ソフトウェアであるLabSolutions MDを用いたAnalytical Quality by Design(以下:AQbD)に基づく頑健な分析法開発の効率化について,低分子医薬品化合物の一斉分析条件の検討を通して紹介します。AQbD に基づいた分析法開発は,分析法の初期スクリーニング(Screening),最適化(Optimization),頑健性評価(Validation)というフェーズから成り立っています。これら各フェーズに対して,実験計画法を用いた分析の実施,分析結果に対するデザインスペースの構築,最適な分析条件決定後の頑健性評価を適用することで,一連の分析法開発のワークフローをLabSolutions MDで完結できます。

分析条件の探索(メソッドスカウティング)には多大な時間を要するため,できるだけ手間なく時間短縮することが求められています。本レポートでは,メソッドスカウティングシステム Nexera Method Scoutingと,メソッドスカウティング専用ソフトウェア Method Scouting Solution テクニカル分析の定義 Ver. 2 を用いた9種のサルファ剤に対する一斉分析条件の探索を実施した例をご紹介します。また,専用ソフトウェア Method Scouting Solution Ver. 2は,LabSolutions DB/CS のマルチデータレポート機能を用いることで,膨大な分析結果から最適な分析条件を迅速に見つけることが可能になりました。本稿では,マルチデータレポート機能についてもご紹介します。
関連ワード: テクニカル分析の定義 メソッドスカウティング , LabSolutions , マルチデータレポート

製 薬分野における創薬合成部門ではキラルカラムを用いた効率的且つ迅速な光学分割法が研究されています。しかし,多種多様なキラルカラムから分析種に適した カラムと最適な移動相条件を見出すには多大な労力と時間を要することから,キラル分離条件スカウティングの迅速化が求められています。
本レポートでは,メソッドスカウティングシステム“Nexera Method Scouting”と多糖誘導体耐溶剤型キラルカラム“iCHIRAL-6”(ダイセル製)を組み合わせ,キラル化合物の高分離条件の構築へ適用した事例についてご紹介します。
関連ワード: メソッドスカウティング

分 析条件の検討には多くの困難さを伴いますが,この作業を,誰にでも「簡単に,ミスなく,素早く」実施できるようになれば,業務のスピードアップが可能にな ります。本レポートでは,そうした困難さを生み出す律速要因を「見える化」した上で,UHPLC(超高速LC)による解決方法について,Nexera Method Scouting Systemを例に紹介します。
関連 ワード: メソッドスカウティング

分取LCとは , 混合物から目的化合物のみを抽出する分離手法であり , HPLC の高分離性能を活かして目的化合物を高純度に回収することが可能です。分取精製LCシステム Nexera™ Prep は , 事前検討を含めた分取ワークフロー全体をサポートし効率化します。リキッドハンドラー LH-40 および制御用ソフトウェア LabSolutions™による分取前の条件検討 , スケールアップ , 分取パラメーターの最適化および純度確認の効率化の紹介と , 多検体の連続分取を実現するシステム拡張について説明します。
関連 ワード: 分取 Nexera Prep LH-40

3. i-Series

Nexera-i
グラジエント遅れの補正によるメソッド移管の効率化 (C190-0450)テクニカル分析の定義

目的成分やその不純物の定性,定量には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられています。複数のHPLC 装置を導入している企業では,既存のメソッドを移管し,他機種で分析するという場面が多くみられます。しかしながら,メソッド移管を実施する場合,装置間のシステム容量やポンプの性能,送液方式の違いなどにより,意図した結果が得られないことがあります。
ここでは,まずシステム容量の差から生じるグラジエント遅れと分離への影響について説明します。次に,アルキルフェノンやUV吸収剤を試料として,グラジエント遅れの補正によるメソッド移管の例をご紹介します。また,最適なメソッド移管をサポートする当社の一体型LCシステム i-Seriesと,最新の LabSolutions LCに搭載された ACTO(Analytical Condition Transfer and Optimization)機能についてご紹介します。 テクニカル分析の定義
関連ワード: ACTO , i-Series , LabSolutions

目的成分やその不純物の定性,定量には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられています。また,近年では超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)が発達してきたことで,UHPLC で開発したメソッドをHPLC に移行したり,既存のHPLC のメソッドを UHPLC に移行するケースが増加しています。メソッド移行においては,既存の流量やタイムプログラムなどの設定を変更する必要があります。
ここでは,まずメソッド移行時に問題となるカラムパラメータと分析条件の関係について説明します。次に,医薬品を試料として,HPLC メソッドの高速化やUHPLC メソッドの汎用化と他社装置への移管についてご紹介します。また,既存の分析の高速化や汎用化をサポートする当社の一体型LC システム Nexera-i MT と,最新のLabSolutions LC に搭載されたACTO(Analytical Condition Transfer and Optimization)機能についてご紹介します。
関連ワード: Nexera-i MT

ケモメトリクスのMCR-ALS(Multivariate Curve Resolution Alternating Least Squares)法をフォトダイオードアレイ(PDA)検出器データに適用し,未分離のピークから目的ピークを抽出するデータ解析手法i-PDeA II(Intelligent Peak Deconvolution Analysis II)を開発しました。
i-PDeA IIは,波長範囲と時間範囲を指定するだけで,複数成分の吸収スペクトルとクロマトグラムを分離することができます。i-PDeA II機能により,分離が困難でかつ標品が準備できない試料でも,単一成分に分離した後のピークのスペクトル同定や定量を行うことができます。また,i-PDeA IIは,スペクトル形状の違いのみでピークを分離するため,異性体の共溶出ピークの分離・定量にも適用することができます。本稿では,i-PDeA IIによるピーク分離の原理と,3成分系の異性体試料への適用例,ならびにスペクトル同定と定量の性能評価についてご説明します。

医薬品メーカーにおけるCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)では,医薬品の品質を立証するために,原薬プロセス研究,製剤開発研究,およびこれらの品質評価研究を担っています。HPLCは各研究において幅広く利用されており,原薬プロセス研究では反応の追跡や不純物の確認に,製剤開発研究では含量均一性や溶出試験に,品質評価研究では試験法の開発における分析法バリデーションなどに利用されています。
これらの研究では,目的に応じて分析結果から表計算を行い,レポートとしてまとめる必要がありますが,未だ得られた結果をExcel などへ転記してレポートを作成されているケースを多く目にします。本稿では,LabSolutionsのマルチデータレポート機能を活用した以下の医薬品開発研究における3種の事例をご紹介します。
(1)原薬プロセス研究 ‒ キラル化合物のスカウティング結果出力
(2)製剤開発研究 ‒ 溶出試験におけるトレンドプロット出力
(3)品質評価研究 ‒ 分析法バリデーション結果出力

分析データに関する最近のトピックスとして,データの改ざんや差し替えなどによるデータインテグリティ(Data Integrity: データの完全性)の欠落があります。分析機器に対する規制当局の関心は,LCやGCのようなクロマトグラフ装置だけではなく,UVやIRなどの光分析機器(スペクトロ機器)にも向けられていることから,分析ラボにおいては光分析機器を含めたデータの完全性をいかに確保するのかが喫緊の課題となっています。本稿では,こうしたスペクトロ機器のデータインテグリティ対応に向けた革新的な手法をご紹介します。

分析データに関する最近のトピックスとして,データの改ざんや差し替えなどによるデータインテグリティ(Data Integrity:データの完全性)の欠落があります。その原因は,意図的であれ偶発的であれ,多くの場合は誤まった操作によって引き起こされているこ とから,分析ラボにおいては,データの完全性をいかに確保するのかが喫緊の課題となっています。
LabSolutions DB/CS ver. 6.50 は,従来から実装されている高度なセキュリティ機能に加え,新搭載のレポートセット機能により,ソフトウェア操作の「見える化」を実現。分析ラボで求められる分析データの信頼性を確保するとともに,各種結果の確認業務に要する時間を1/2~1/3に短縮することができます。
関連ワード: データインテグリティ(Data Integrity,データの完全性 )、 レポートセット

パラメータ設定による自動積分では思い通りに波形処理できないクロマトグラムに対しては、手動波形処理機能が不可欠です。
手動波形処理はデータごとに行う必要があるため、ユーザーインターフェイスの使い勝手の良否は、信頼性の確保や生産性に大きく テクニカル分析の定義 影響します。
本稿では、手動波形処理を「簡単に・ミスなく・素早く」行うLabSolutions の手動波形処理機能をご紹介します。
関連ワード: データ処理,手動波形処理 、 ユーザビリティ

ヒト患者体内の微小がん部位を短時間で検出するために,がん部位選択的なバイオマーカー酵素と反応することで初めて蛍光を発する分子である蛍光プローブの研究・開発が行われています。蛍光プローブの母核として汎用されているローダミンやフルオレセインは,典型的な方法で置換基が導入された分子を合成すると,ベンゼン環部位の置換位置が異なる異性体が生成されます。蛍光プローブの母核として使用するためには,これらの異性体を分離することが重要です。超臨界流体クロマトグラフ Nexera UCを用いて,蛍光物質のカルボキシテトラメチルローダミンの異性体分離の最適化を行いました。異性体の分離に影響を及ぼす要因についてご紹介します。

製薬,食品および環境などさまざまな分野では,キラル化合物や構造異性体の分離など多様な分離手法が求められています。超臨界流体二酸化炭素と有機溶媒を用いたSFC は UHPLCと異なる分離選択性を示すことから,新たな分離手法として近年期待されています。
UHPLCとSFCを統合させた Nexera UC/s UHPLC/SFC 切換システムは,1システムで UHPLC 分析とSFC 分析を両立することができます。 SFCはUHPLCと分離特性が異なるため,異性体間の分離の改善を期待できます。メソッド開発時にUHPLCとSFCの2種類の分離手法を用いてスクリーニングすることで,短時間でより良い分析条件を構築することが可能になります。
関連ワード: 超臨界流体クロマトグラフィー 、 UHPLC/SFC 切換

近年,カラムテクノロジーの進歩により,液体と比較して低粘性・高拡散性などの特性を持つ超臨界流体を移動相として用いる超臨界流体クロマトグラフィーが改めて注目されています。ここでは超臨界流体クロマトグラフィーの基本原理からNexera UC システムを用いた高速高分離分析例や光学異性体の分離分析についてご紹介いたします。
関連ワード: テクニカル分析の定義 超臨界流体クロマトグラフィー

HPLC,SFCやGC などの分離分析において,固体などの試料から目的成分を効率的に抽出する前処理操作が求められています。一般的に固体試料の抽出は溶解法や固液抽出法などが用いられます。溶解法は試料が何らかの溶媒に溶ける場合にしか適応できず,分析条件などによっても最適化が難しいことが知られています。ソックスレー法に代表される固-液抽出法は,抽出に時間を要し,抽出器などの洗浄・準備など抽出操作以外でも手間がかかるため多検体処理に適していません。一方、超臨界流体による抽出法は,超臨界流体の高い溶解性や浸透性などの特長により,固体から目的成分を高い効率で抽出することが可能で,かつ抽出操作を自動化することができます。ここでは“Nexera UC SFE 前処理システム”を用いた分析前処理の効率化についてご紹介します。
関連ワード: 超臨界流体抽出

Shim-pack Fast-OAとpH緩衝化電気伝導度検出法による有機酸分析の高速化 (C190-0489)
有機酸は食品中だけでなく、医薬品のカウンターイオンや、化成品の原料としても様々な分野で分析されています。ポストカラムpH 緩衝化電気伝導度検出法は有機酸を選択的かつ高感度に分析でき、夾雑成分を多く含む試料の分析に活用されています。一方で、発酵状態のモニタリングや腸内細菌叢の研究においては、分析時間の短縮が課題 となっていました。また、バイオマス原料による新エネルギー製造などの研究でも、微生物の活動を柔軟に制御するために代謝産物である有機酸を迅速に定量する必要があります。本レポートでは、高速有機酸分析カラムShim-pack Fast-OAとポストカラムpH 緩衝化電気伝導度検出法とを組み合わせた、選択性の高い有機酸の高速分析の技術について解説します。
関連ワード: 有機酸分析 、 Shim-pack Fast-OA

糖類の分析においては,多くの場合には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられていますが、糖類は紫外吸光度検出においては選択性の高い波長 で検出できない,逆相クロマトグラフィーで保持しないという2 つの理由により他の有機化合物の分析とは異なり,分析するためには工夫が必要となります。また糖類はその形態や種類が膨大なものであるため,その対象成分 や分析目的に応じた分離法および検出法を適切に選択する必要があります。
ここでは,HPLC を用いた糖類の分離および検出の原理とそれらを用いた分析例をご紹介します。
関連ワード: 還元糖分析
⇒ 関連情報: HPLC分析基礎「糖類の分離法」

分析条件の探索(メソッドスカウティング)には多大な時間を要するため,できるだけ手間なく時間短縮することが求められています。本レポートでは,メソッドスカウティングシステム Nexera Method Scoutingと,メソッドスカウティング専用ソフトウェア Method Scouting Solution Ver. 2 を用いた9種のサルファ剤に対する一斉分析条件の探索を実施した例をご紹介します。また,専用ソフトウェア Method Scouting Solution Ver. 2は,LabSolutions DB/CS のマルチデータレポート機能を用いることで,膨大な分析結果から最適な分析条件を迅速に見つけることが可能になりました。本稿では,マルチデータレポート機能についてもご紹介します。
関連ワード: メソッドスカウティング 、 LabSolutions 、 マルチデータレポート

製 薬分野における創薬合成部門ではキラルカラムを用いた効率的且つ迅速な光学分割法が研究されています。しかし,多種多様なキラルカラムから分析種に適した カラムと最適な移動相条件を見出すには多大な労力と時間を要することから,キラル分離条件スカウティングの迅速化が求められています。 テクニカル分析の定義
本レポートでは,メソッドスカウティングシステム“Nexera Method Scouting”と多糖誘導体耐溶剤型キラルカラム“iCHIRAL-6”(ダイセル製)を組み合わせ,キラル化合物の高分離条件の構築へ適用した事例についてご紹介します。
関連ワード: メソッドスカウティング

分 析条件の検討には多くの困難さを伴いますが,この作業を,誰にでも「簡単に,ミスなく,素早く」実施できるようになれば,業務のスピードアップが可能にな ります。本レポートでは,そうした困難さを生み出す律速要因を「見える化」した上で,UHPLC(超高速LC)による解決方法について,Nexera Method Scouting Systemを例に紹介します。
関連 ワード: メソッドスカウティング

目的成分やその不純物の定性,定量には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられています。複数のHPLC 装置を導入している企業では,既存のメソッドを移管し,他機種で分析するという場面が多くみられます。しかしながら,メソッド移管を実施する場合,装置間のシステム容量やポンプの性能,送液方式の違いなどにより,意図した結果が得られないことがあります。
ここでは,まずシステム容量の差から生じるグラジエント遅れと分離への影響について説明します。次に,アルキルフェノンやUV吸収剤を試料として,グラジエント遅れの補正によるメソッド移管の例をご紹介します。また,最適なメソッド移管をサポートする当社の一体型LCシステム i-Seriesと,最新の LabSolutions LCに搭載された ACTO(Analytical Condition Transfer and Optimization)機能についてご紹介します。
関連ワード: ACTO 、 i-Series 、 LabSolutions

目的成分やその不純物の定性,定量には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が広く用いられています。また,近年では超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)が発達してきたことで,UHPLC テクニカル分析の定義 で開発したメソッドをHPLC に移行したり,既存のHPLC のメソッドを UHPLC に移行するケースが増加しています。メソッド移行においては,既存の流量やタイムプログラムなどの設定を変更する必要があります。
ここでは,まずメソッド移行時に問題となるカラムパラメータと分析条件の関係について説明します。次に,医薬品を試料として,HPLC テクニカル分析の定義 メソッドの高速化やUHPLC メソッドの汎用化と他社装置への移管についてご紹介します。また,既存の分析の高速化や汎用化をサポートする当社の一体型LC システム Nexera-i MT と,最新のLabSolutions LC に搭載されたACTO(Analytical Condition Transfer and テクニカル分析の定義 Optimization)機能についてご紹介します。
関連ワード: Nexera-i MT

超高速オートサンプラSIL-40シリーズによる生体試料中医薬品の超高速分析
近年、臨床検査の現場においてもLC-MS/MSが使用される事例が増加していますが、1サンプルあたりの分析時間を極力短縮して迅速に分析結果を得ることが求められています。また創薬の探索ステージや薬物動態研究では非常に多くの検体を扱うため、生産性向上のために分析サイクル時間の短縮は重要です。本レポートでは、Nexera™シリーズのオートサンプラ(SIL-40シリーズ)の超高速注入がトータル分析サイクル時間を短縮し、ラボの生産性向上を実現する例をご紹介します。
関連ワード: SIL-40シリーズ

ヒト患者体内の微小がん部位を短時間で検出するために,がん部位選択的なバイオマーカー酵素と反応することで初めて蛍光を発する分子である蛍光プローブの研究・開発が行われています。蛍光プローブの母核として汎用されているローダミンやフルオレセインは,典型的な方法で置換基が導入された分子を合成すると,ベンゼン環部位の置換位置が異なる異性体が生成されます。蛍光プローブの母核として使用するためには,これらの異性体を分離することが重要です。超臨界流体クロマトグラフ Nexera UCを用いて,蛍光物質のカルボキシテトラメチルローダミンの異性体分離の最適化を行いました。異性体の分離に影響を及ぼす要因についてご紹介します。

テクニカルの定義に忠実な日経225先物 | 日経225先物ミニ・オプション実践の知識

テクニカルの定義に忠実な日経225先物:日経225先物ミニトレードで上手にロスカットし、抜け目なく利益を積み上げるトレード手法をお伝えしていきます!また、一見難しそうで敬遠されがち、されど勝率バツグンで稼ぎやすい、日経225オプション取引についてもご案内いたします。

テクニカルの定義に忠実な日経225先物

日経225225ミニ先物でのトレードでは
テクニカル分析が本当に有効です。
何故でしょう。


もっとも一般株式FXでもこのテクニカル分析なしに
トレードを行うことなど考えられません。
そういう意味でテクニカルはオールマイティだとも言えます。


書籍でもFX、普通株式、日経225と、いずれのトレードにも
共通する内容のものとして書かれているのは、
大抵テクニカル分析ものですね。


しかし、225銘柄の集約指数とも言える225先物は、
値動きがある単一の独特なもの(FXや普通株式のもの)と比較して、
常にオーソドックスでノイズが取り除かれた動きに
なり易いのは誰しも容易に想像がつくところです。

要は日経平均先物取引で利益を上げたいのなら、
テクニカル分析を徹底的に勉強すべきことになります。


その特権とは、 テクニカル分析の定義
「相場のトレンドが明確な時だけトレードして利益を出す」
ということです。


それ以外はエントリーしない、
という最大の特権を活かすということですね。


要は勝てる時だけ、勝つ確率が高い時だけ、
あるいは自分が勝てると確信を持てる値動きの時だけ、
言いかえればトレンドが明確な時だけエントリーする、ということです。


これが投資を業務としている機関トレーダーとの
決定的な違いです。
プロのトレーダーは休むことなどできません。
四六時中戦っていなければ許されないのです。

個人投資家はたとえプロであっても、
副業であっても、自分の裁量で勝てそうな時だけ、
自分自身の責任において自由にトレードをすることも、
エントリーをしないこともできるのです。
エントリーしないことも大きなメリットなのです。

テクニカル分析の定義

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株式投資において最も重要なのは、
売り時を見極める「出口戦略」です

橋元アイコン

はじめまして、テクニカル先端技術研究所の橋元理夫です。

私たちが株式に投資するとき、「利益は大きく損失は小さく」を理想として収益を目指しますが、「言うは易く行うは難し」でなかなか思う通りにいかないのが現実です。

通常、株式投資というと上がる株を探す「入口」に注目しがちですが、実は本当に重要なことは、損益を確定する売り時の見極め「出口戦略」にあります。

ここでは、私が講座で教えているノウハウの一部を含め、「出口戦略」の重要性や株式投資の大切な考え方についてお話しします。

これから株式投資を始める方や、すでに始められている方にとっても、今後のあなたの投資人生における重要なヒントになると思いますので、是非ご覧ください。

こんな経験はありませんか?

上昇途中で目先の利益を優先するあまり、売り急いでしまった

売りタイミングが遅れて、せっかくの利益を目減りさせてしまった

損切りの決心がつかず、損失が膨らんで「塩漬け」にしてしまった

これは、あなただけに限らず多くの投資家が経験する「小さな利益と大きな損失」という現象です。

「小さな利益と大きな損失」は
なぜ起こる?

先を見通すことができないという不確実性が、「もっと上がるかもしれない」「今の利益を失うかもしれない」「損失が拡大するかもしれない」という感情につながり、「小さな利益と大きな損失」という現象を引き起こすのです。

「小さな利益と大きな損失」を解決する
<チャート可視化技術>を教えます。

これを解決する手段として、株式投資の世界には、先を予測することが可能な「ある技術」があります。

その手助けをしてくれるのが株価チャートを使ったテクニカル分析で、その分析結果を私たちの投資判断に役立つように、効果的に見せるのが<チャート可視化技術>です。

私の運営する株式講座では、この<チャート可視化技術>を株式投資の軸にしています。

<チャート可視化技術>の効果

<チャート可視化技術>を習得すると、投資判断の精度はぐっと高まり、もっと収益を目指しやすくなります。「小さな損失」が実現するので、大切な投資資金を守ることもできます。

投資家はみんな同じ悩みを抱えています

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かつて私もそうでしたが、投資の世界では株式投資だけに限らず、みんな同じ失敗を繰り返し、同じ悩みを抱えています。

受講生の方とお話をしていると、失敗体験をよく耳にします。その中でも特に多いものが以下の事例です。

受講生さんからよく聞く失敗体験

このような失敗は誰でも経験していることで、あなただけに限ったことではありません。

その時の状況は様々なので、自分だけの問題と思われるかもしれませんが、何度も同じ失敗を繰り返したり、他の人たちも経験しているということは、その「根っこ」には何か共通した原因があるはずです。

投資で失敗する原因 1

投資家に共通する行動

ではなぜ投資で失敗してしまうのでしょうか。

株式投資で収益を得るための重要な鍵は、上がる銘柄を探して買う「入口」よりも、いかに適切なタイミングで売るかという「出口」にあります。

たとえば、今あなたが保有している株式に、次のような選択が必要だとしたら、どう行動しますか?

ケース1

アンケートの結果では、多くの人が確実に50万円を手にするAを選択します。

半分の確率で倍になる可能性があっても、人は利益を失うかもしれないという「不確実性」を避けようとします。

ケース2

Aを選択すれば、投資に失敗したという事実を今すぐ認めなければならず、アンケートの結果では、多くの人は損失を回避できる可能性に賭けてBを選択します。

この時、損失金額が自身の資産総額と比較して大きければ大きいほど、人は損失が確定するAを避けようとします。

このように人間には、利益が小幅であってもすぐに確保しようとし、損失は拡大する可能性があっても先延ばしにする傾向があることが分かっています。

損得が絡むと誰もが同じ行動をとってしまう

投資で失敗する原因 2

投資家心理の罠

従来、「人間の行動=合理的」だと思われてきました。

しかし、必ずしもそうではないということが、行動ファイナンスの研究結果で明らかにされており、投資における人間の行動には非合理性があることが証明されています。

その結果、多くの投資家は、心理的に早過ぎる利益の確保と、遅すぎる損失の処理という「投資家心理の罠」に陥ってしまうのです。

こうした行動(クセ)の繰り返しこそが、まさに「利益を急ぎ、損を先送りすることで人が株式相場で損をする」決定的な理由です。

人間は、利益を急ぎ、損を先送りする生き物

投資で失敗する原因 3

わたしたちの心の弱さ

目の前の利益確保を優先してしまう

価格が順調に上昇して利益が乗っている間は安心ですが、少しでも大きな値幅で下落すると、途端にこのまま下降傾向に転じて値下がりするのではないかと不安になります。

その結果、思わず目の前の利益確保を優先して、確定売りをする行動を取ってしまうのです。

この傾向のことを「トレンド」と言い、 上昇傾向を上昇トレンド、下降傾向を下降トレンドと呼びます。

価格の上昇が終わるまで待てない

価格は上昇するときには時間をかけてゆっくりと、下落するときには一気に下げる特徴があります。

そのため、価格の上昇が終わるまでじっくり待つことができず、小さな下げでも心理的な不安感から、目先の利益を優先して手放してしまうのです。

適切な判断ができない心の弱さ

投資で失敗する原因 まとめ

損得が絡むと誰もが同じ行動をとってしまう

人間は、利益を急ぎ、損を先送りする生き物

適切な判断ができない心の弱さ

では、どうすればいいのか?

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このような時に、上昇トレンドが続いているのか、下降に転じる兆しがあるのか、あるいは下降トレンドに転じてしまったのかを「判断する手段」があれば便利です。

ここからはその「判断する手段」についてお話ししていきます。

失敗しないための方法-1

テクニカル分析

テクニカル分析とは?

何より先に学ぶべきことはテクニカル分析です。テクニカル分析は、過去の価格推移や出来高から将来の価格や方向性を探る手法で、投資の場面における人間の心の弱さを克服するために考案されました。

ブラックボックスをホワイトボックスに

テクニカル分析では、株価の動きをグラフ化した「株価チャート」を使います。

この状態を例えてブラックボックスとするならば、これをホワイトボックス化するために、可視化する必要があります。

「テクニカル分析を使って株価チャートを可視化する」これが解決に向けた糸口になります。

テクニカル分析で株式チャートをホワイトボックス化

失敗しないための方法-2

株価を動かすルール

株価が上がったり下がったりするのは、需要と供給のバランスによるものですが、多くの場面において株価はテクニカル分析のルールに従って動いています。

上昇し始めるタイミングや下落が始まるタイミング、上値や下値の目処はどの水準になるのかといったことも、ルール通りに反応するケースが多く見られます。

言い換えれば、テクニカル分析のルールに「株価は動かされている」と言っても過言ではありません。

例えば、2020年3月のコロナショックで株価が大きく下落しましたが、やがてある価格で下げ止まりました。

現象としては、需要となる買いが売りを上回ったからなのですが、あの3月の底なし状況において、なぜその価格で下げ止まったのでしょうか?

また、その後のリバウンドで値を大きく戻しましたが、その時の上値はなぜあの位置で頭打ちをしたのでしょうか?

その答えも可視化することで浮かび上がってきます。

日経225銘柄の動きを精査すると、実に約50%もの銘柄においてテクニカル分析のルール通りの価格でリバウンド後に頭打ちをしていたことが分かります。

このように、テクニカル分析は非常に有効性の高い分析手法なのです。

株価を動かしているルールを知る

失敗しないための方法-3

チャート可視化技術

結果がそうなるということは、株価を動かすルールを知って可視化できれば、将来の予測も可能だということになります。

最近は「見える化」という表現が広く使われるようになってきました。見える化とは「いつでも見える状態」にしておくことを指します。

私たちがスマートフォンやパソコンで見る株価チャートは、過去の株価の動きをグラフにして「見える化」された状態と言えます。

しかし、単に株価チャートが見えただけでは、私たちの投資行動に結び付くほどの情報は得られません。

ここで言う「可視化」とは、投資行動を起こす動機となり得る、分析的意味合いが濃い情報を能動的に見ることだと考えてください。

今、私たちに必要なのは、適切な投資判断を下せるまでに高めた可視化情報です。

可視化の先にあるものは?

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株価チャートを可視化できれば、先々の見通しを立てられるだけでなく、心理的にも余裕をもって行動することができます。

この時に重要なことは、それぞれの局面に合わせた正しいテクニカル分析手法を使うことです。

上がる銘柄とは?

投資家心理の罠から解放されて、初めて銘柄を選定する意味がでてきます。

一般的には「上がる銘柄」という表現をすることも多いですが、これは非常に曖昧な言い方です。

しかし、可視化によって上がる可能性を追求することは可能です。

これをテクニカル分析の視点で言い換えると、「上がる可能性が高く、買いポイントが明確に分かる銘柄」と定義できます。

「損切りをしなければならない売りポイントが分かる銘柄」も可視化することで見極めることができます。

以上のように、テクニカル分析によって可視化した情報で、効率的に投資を繰り返すことができるならば、最初に紹介したような失敗を繰り返すことなく、心理的にも不安や迷いのストレスから解放されるようになります。

顧客分析の7つの手法と押さえておきたいポイントを紹介

顧客分析の7つの手法と押さえておきたいポイントを紹介

RFM分析

デシル分析

CTB分析

セグメンテーション分析

行動トレンド分析

特定顧客の抽出

AIを活用した分析


顧客分析のメリット

マーケティング施策の効率化

企業の売上向上


顧客分析で押さえておきたいポイント

顧客の定義づけ

顧客のニーズの把握

市場の成長性

購入までの意思決定プロセスの把握


まとめ

マーケティングの役割は、顧客関係を維持する「お世話係」的要素、そして企業成長を促進するエンジン的要素という2つの重要な役割を中心に発展してきました。

より優れたデジタル体験で市民の信用を

保険もオンラインで買う時代へ

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紀伊國屋書店

第1部 科学的なテクニカル分析を学ぶときに必要な基礎知識―方法論、心理学、哲学、統計学(客観的ルールとその評価;主観的テクニカル分析の幻想;科学的手法とテクニカル分析;統計分析;仮説検定と信頼区間;データマイニング・バイアス―客観的テクニカル分析の落とし穴;非ランダムな価格変動理論)
第2部 ケーススタディ―S&P500指数のためのシグナルルール(ケーススタディ―ルールのS&P500上でのデータマイニング;ケーススタディの結果とテクニカル分析の将来)

著者等紹介

アロンソン,デビッド[アロンソン,デビッド][Aronson,David]
ニューヨーク市立大学バルーク校ジックリン・スクール・オブ・ビジネスの非常勤教授として、MBA(経営学修士)と金融工学専攻の学生に大学院レベルのテクニカル分析を教えるかたわら、シグナルフィルターや予測モデルの開発会社、フード・リバー・リサーチ社の副社長も勤める。スピア・リーズ&ケロッグ社では自己勘定トレーダーとテクニカルアナリストとして活躍、データマイニングソフトPRISMを開発し、各種トレーディング会社向けのフィルターやシステム開発も行っているコンサルティング会社、レイデン・リサーチ・グループでは社長を勤めた。レイデン以前は、FTAポートフォリオの顧客資金のポートフォリオ最適化による管理会社アドボコム・コーポレーションを設立。1967年にラファイエット・カレッジで哲学文学史号を修得。エルサルバドルで平和部隊に従事した経験も持つ

長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務

山下恵美子[ヤマシタエミコ]
電気通信大学・電子工学科卒。エレクトロニクス専門商社で社内翻訳スタッフとして勤務したあと、現在はフリーランスで特許翻訳、ノンフィクションを中心に翻訳活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

今でも書店に行くとテクニカル分析の本がたくさん並んでいますが、有効性が検証されているルールはほとんど無いというのは有名な話です。 この本では、テクニカル分析信者だった著者がテクニカル分析の有効性を検証するため、定量定義可能な6402ルールを検証したが統計的に有意な結果のあるルールは1つも発見できなかったとのこと。 昔からテクニカル分析の研究はされているようですが、今のところ有効性があるのは、モメンタム効果ぐらいなので、テクニカル分析を勉強する優先度は落とした方が良いかもしれませんね。 2019/07/04

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